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ベルゼブブ

 

分類:魔神・魔王

 

イエス・キリストによって大地獄(タルタロス)の深き穴の底、奈落の底に暮らさなくてはならなくなった神。

元々は魂を運ぶとされる神なのだが、 キリスト教によって由緒正しい魔王とされた。七つの大罪の暴食を司る。

魔神バール・ゼブルから生まれた言葉でヘブライ語だと『蠅の王』という意味をもつ。

蠅の姿以外に、王や貴公子、巨大な子牛、尾の長い山羊、豹など様々なものになれる。

 

『ニコデモ福音書』によると、

イエスに手を焼いていたベルゼブブは彼をタルタロスに閉じ込めようと画策。ユダヤ人を巧みにそそのかし、イエスの処刑に成功する。そして、二度とイエスをタルタロスから出さないようにそのユダヤ人たちに厳命し、他の悪魔にも協力してもらう。

しかし、死して『栄光の王』救世主(メシア・メサイア)となったイエス冥界の門(地獄の門)に立つと、その扉はイエスの放つ光で崩れ冥界に縛られた死人たちが解放されてしまい完全なる敗北をむかえてしまう。

その結果、ベルゼブブらは冥界にとっじこめられることとなった。彼らは最後の審判で開放されることとなるだろう。

 

バール・ゼブルから生まれたものは、ベルゼブブ、ベルフェゴール、(ベル)ベリトや、ベリアル、バアルなど。ベルゼブブ(暴食)とベルフェゴール(怠惰)は七つの大罪を司り、ベリトや、ベリアル、バアルはソロモン72将(…柱、…の悪魔)の一員。

 

オリ+PLUS

個人的には、ベルゼブブは暴食ってことで食いしん坊さん(でも別にデブじゃないよ)で大好物は妖樹ザックーム(イスラム教系だけど)。お父さんはバール・ゼブルでベルゼブブ、ベルフェゴール、ベルベリトは三兄弟。ベルフェゴールは次男だけど少し幼稚で駄々っ子で力が兄弟一で破壊が大好き。ベルベリトは三男だが一番しっかり者で几帳面だけど信頼の無いやつには嘘のことばかり言う。好きな色は兄弟の順番でいうと、緑、青、赤。

 

 

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